楽しく安全な旅と、趣味の山登り

旅の記録や山登りをする中で感じた事や見たもの、必要と感じるものなどを紹介していきたいと思います。

燕岳の冬?

Written By: 岳ちゃん - 4月• 29•17

しばらく間が空きました。

久々過ぎて

もう誰も読んでいないのではないか

と思いますが、

もし興味のある方がおりましたらば、

1つの情報として

ご拝読いただければと思います。

 

昨年の初夏のブログで「燕岳」(⇦クリックで過去記事へ)

についての記事を書きましたが、

今回は同じ燕岳の積雪期となります。

似たような地点で写真も撮っておりますので

ご参考になればと思います。

 

時期はゴールデンウィークに差し掛かった

4月29日

前日の夜知人との食事を済ませて

足早に安曇野へ。
と思いましたが、向かう途中で

職場の同僚の自宅前が消防と警察で

ガッツリ封鎖されており、

 

これは一大事!!!

と思い連絡をとるが通じない!

 

まさか???

 

・・・という

ドキドキ感を抱えながらの

出発となりました。

 

暫く後にに折り返しの連絡があり、

外出中で身柄は無事である

ということが確認できたため、

ホッと胸をなでおろしました。

 

安心してマイカーを長野方面へ、

夜の18号を走らせます。

 

いつもの安曇野までは

既に軽いドライブのようなもんです。

 

中房温泉の駐車場に着いて

出発前のカロリー補給を行いつつ

仮眠を取る準備を始めた頃、

自宅に帰った同僚から

自宅が無事であった

との連絡をいただいて、安堵しました。

 

後日の新聞には大きな記事で、

火事であったことと、

死亡者もいたということが書かれていて、

本当に大変な事態だったのだと

改めての驚きと、

同僚の無事を喜んだ次第です。

 

この火事の被害にあった方々の

心身と生活が回復されておりますことを

願うと共に、お亡くなりになられた方の

ご冥福をお祈りいたします。

 

 

 

 

・・・さて、

暗い話題からのスタートですが

中房温泉の仮眠に戻ります。

 

到着は夜中でしたが駐車場はほぼ満車。

半分くらいの車両の中に人がいそうです。

 

数時間の休憩で食事と仮眠をとり、

出発準備をします。

あまりオススメされない

弾丸登山の部類に入る行動です。

 

後付けに理由をつけると、

行動時間に余裕をもたせた出発時間と、

上での休息時間、そして天候の良さと

気圧の持ち具合を推測したところ、

午前中くらいまではなんとか大丈夫である。

という条件を考慮して、安全な行動には

配慮した計画としたつもりです。

 

と、言うわけで、午前3時。

中房温泉の駐車場を出発します。

 

皆さんはまだまだ準備を始める気配もありません。

前述の理由に加えて、自分は体力がない上に

テント持ちのため、やや弾丸ですが、

早めに出発します。

 


第二ベンチ。結構埋まってます。


夏の時の第二ベンチ。

上と比較すると

積雪量のおおよそが分かります。

中房温泉からしばらくは雪がありませんでしたが、

第一ベンチに近づくにつれて

雪が多くなってきましたので、

この第二ベンチでは

既にアイゼンを装着しています。

帰りはとても良い天気でしたので雪も溶けていまして

第一ベンチ直前のやや平らなところはこのような感じでした。

 

少し間が飛びましたが富士見ベンチまで来ました。


富士見ベンチから合戦小屋に到達するあたり。


合戦小屋
雪に埋もれています。

ここも夏場と比較するとこんな感じです。

 


合戦小屋の上の登りを直登すると、ようやく見えてきました。
あと少し。


ハァハァ言いながら登っていると、

後ろから来たベテランの先輩(知らない方)が

励ましつつ
追い抜きつつ、
振り返りつつ、

燕山荘まで一緒に行ってくださいました。

山の先輩、ありがとうございました。

 

弱気なことを申し上げると・・・

一人で登る雪山は、滑ったら止まらないかも知れないという恐怖と、

遮るものがなく冷たく刺すような風の強さに、時折心が折れそうになります。

 

加えて、ザックに詰め込んだ夢の重さと

日頃の不摂生が自分を苦しめます。(ー ー;)

そんな中現れた山の先輩が「あと少しだよ!」と、

掛けて下さった言葉に随分と、それはまぁ励まされました。

記念写真を撮って頂き、燕山荘でテント場の受付をしつつ一緒に一休み。

中の方々とお話で盛り上がっていて、お仕事で登ってこられた方のようでした。

後ろには低気圧の雲がめまぐるしい動きを見せています。

夕方から吹雪になるとの事でしたので、早々に別荘を設営。

登って来た時はこの程度でしたが、翌朝は⬇︎こんな感じになっていました。

この時期のテントの方々も随分いるんだなぁ・・・。

一晩の凍えるような夜を共有した人々に元気をいただきました。

夕方からの吹雪の真っ只中の感じ。

朝には半分くらい埋もれるほどの大雪でした。

朝日が差す前の槍ヶ岳。

今年はあそこにも行きたいな〜(= ̄ ρ ̄=)

 

防風壁越しの朝日。

吹雪のあとの気持ちの良い朝だったのもあって感慨深い感じ。

雪でだんだんテントが狭くなってきて心細い場面もありましたが、

積もってくる雪を押しのけて、生活スペースを死守しました(ー ー;)

生きててよかった。


ピンと張った冷たい空気の朝。

凛として静かに佇むその姿は

爽やかな夏場とはまた違う「北アルプスの女王」の表情。

夏場との違いがお分かりいただけるでしょうか?

 


シュカブラ(風雪紋)

しばし魅入ってしまう美しさです。

槍ヶ岳や周囲の山々の雪化粧。

写真だと小さく見えてしまいますが、本当に大パノラマです。

 

頂上へ着くと数名の方々と一緒になりまして、

またしても撮影して頂いちゃいました。

寒いので大分恥ずかしいくらい着こんでいます(笑)

帰りながら、イルカ岩と槍ヶ岳📷

個人的には、首の下あたりが影になっている事で

海から顔を出したかのように見えるような気がしています。

 

シルキーな雪がとっても綺麗で、あの雪庇を飛び込み台にして、

ズバッと飛び込みたくなるような気さえしますが、

もしそうしたら深く深く埋もれて、春まで出てこないでしょう。

 

いや、シルキーでフワフワに見えるけど、実はカッチカチなのか???

黙って歩きながら、無表情で色々な妄想をしつつテント場へ戻ります。

 

 

気持ちよい散歩を終えて、いよいよテントを撤収です。

朝までありがとう。
おかげさまで一晩しのげました。

さようならゴリラさん。
寒いけどもう少しで春が来るから頑張ってね。

 

気持ちよく晴れた下り。
安曇野の街を遠くに眺めながら、のんびりと下ります。

 

第一ベンチまで下ってくると、すごい人・人・人。

これから登る人に、下ってきた人。

ゴールデンウィークへの突入で混雑する山頂が想像できます。

 


ようやく中房温泉が見えてきました。

道の雪もほぼなくなり、第一ベンチでアイゼンを外した足も軽くなります。

が、この直後私の前方を歩かれていた方が悪路に足を取られた弾みで転倒されました。

 

「大丈夫ですか!?」と反射的に声を掛けるが、自分だったら絶対的に気まずいこの状況。

しかし、幾つかの動作ですでに骨折している恐れがありました。

本人の状況等考慮し、最善最速を勝手に判断させていただき

中房温泉の方が調べて下さった麓の外科へ。
診断はやはり骨折でした。

無事にご家族もお迎えに来られてお帰りになることが出来ましたが

自分自身も一人で来ていることが多いだけに

本当に気をつけなばならないと感じる出来事でした。

 

その後は色々と本当に心配でしたが、その時交換した連絡先でその後の回復の様子を伺ったり

無事に山登りに復帰されたりなさっているご様子をお伝えいただいたりして、安心しました。

山登りがとても好きな方のようでしたので本当に何よりだと思います。

 

といった感じで、積雪期の燕岳。

お送りしてまいりました。

久々の更新でしたが、最期までご拝読頂きました皆様

ありがとうございますヾ(@⌒ー⌒@)ノ

 

 

これからも楽しく安全に、山登りや旅をしたいと思います。

では!

 

 

You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0 feed. You can leave a response, or trackback from your own site.

One Comment

  1. […] 前回のブログ「燕岳の冬?」でも書いた […]

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA